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赤石岳・荒川三山縦走 その1(赤石小屋まで)

撮影日:2009/10/11
撮影地:赤石岳荒川三山縦走 赤石小屋前より赤石岳を望む(静岡県)
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もう1年以上も前のことになりますが、2009年10月の体育の日の連休に南アルプス南部の赤石岳荒川三山(前岳、中岳、東岳(悪沢岳))を縦走してきました。
登山口の椹島(さわらじま)までのアプローチからしてまず大変というだけあって、これらの山々の奥深さはイギリス人宣教師にして日本近代登山の先駆者でもあるウェストンが「深山中の深山なること比類なし」と語っているごとくです。それだけに、これらを巡る山旅は大自然の雄大さを身をもって感じられる素晴らしいものでした。

実は、この日の未明に自宅を出発したあと首都高速で工事渋滞にはまってしまい、東名高速道路を通って静岡市内に到着した頃にはすっかりと夜が明けてしまっていました。その後、椹島行きのシャトルバス乗り場となる畑薙第一ダムへ向かう途中の林道でそれまでの疲れがどっと出てしまいちょっと仮眠をとるつもりが1時間半も眠ってしまいました。結局、どう急いでも朝8時の便には間に合わなくなってしまいそのまま引き返そうかとも思ったのですが、とりあえず次の12時発のバスには間に合いそうだったので畑薙第一ダムへと向かうことにしたのでした。
畑薙第一ダムは駐車できないくらいに一杯で、それでもどうにか道の一番先の方に自動車を停めました。登山者の多くは朝のバスで登山口へと向かったのでしょう、さすがにこの昼の便に乗車したのは10人程度でした。ここから 椹島の登山口までは更にバスで1時間かかります。荒川三山赤石岳の縦走コースは、通常だと行程は長いけれども比較的登りの緩やかな千枚小屋を目指すのでしょうが(当初は、私もそのつもりでいました)、登山口を13時の出発とあっては、傾斜はかなり急ではあるけれども比較的所要時間のかからない赤石小屋を目指す方が賢明でしたので、そのようになりました。そして、このことが実は結果的に良い選択となったのでした。


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撮影日:2009/10/10
撮影地:赤石岳荒川三山縦走 赤石岳登山口(静岡県)
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登山口は、いきなりこんな長い階段からスタート。



撮影日:2009/10/10
撮影地:赤石岳荒川三山縦走 東尾根(静岡県)
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椹島から赤石小屋までの間には、このような標識があって行程の目安になります。先ほどの階段を上がって少し行ったところが「0/5」で、赤石小屋前が「5/5」です。



撮影日:2009/10/10
撮影地:赤石岳荒川三山縦走 東尾根(静岡県)
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東尾根(大倉尾根)はなかなかの急勾配。この急坂を九十九折りに登っていきます。辺りはカラマツ(唐松)とサワラ(椹)の植林で、しばらくは変わり映えしない風景の中を進みます。



撮影日:2009/10/10
撮影地:赤石岳荒川三山縦走 東尾根(静岡県)
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途中で林道との交差地点に出ます。誤って林道の方へと進んでいかないようにロープが張られています。この辺りは広々としていてちょうど良い休憩ポイントとなっています。



撮影日:2009/10/10
撮影地:赤石岳荒川三山縦走 東尾根(静岡県)
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広葉樹が混じるようになり、それらがところどころ紅葉していました。



撮影日:2009/10/10
撮影地:赤石岳・荒川三山縦走 東尾根(静岡県)
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登山道の傾斜も緩み、ところどころで一旦下ったりもするようになってきました。この辺りまできたところで、時おり足元に赤石岳の名の由来となった「赤い石」、放散虫(ラジオラリア)などの死骸が堆積してできたとされるチャートが見られるようになります。

すでに20分も前に「4/5」の案内板を過ぎていたのですが、赤石小屋へはまだまだ着かず...。



撮影日:2009/10/10
撮影地:赤石岳・荒川三山縦走 赤石小屋(静岡県)
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16時40分、やっと赤石小屋へと到着しました。所要時間は椹島の登山口からおよそ3時間40分ほどで、適時休憩をとりながらの割りには結構なハイペースでした。間に合うかどうかと心配していた17時半からの食事にも余裕でセーフでした。



撮影日:2009/10/11
撮影地:赤石岳・荒川三山縦走 奥槙沢 三等三角点(静岡県)
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翌朝、小屋から5分ほどのところにある奥槙沢の三等三角点(2,563.93メートル)までサンダル履きのままでいってみました。



撮影日:2009/10/11
撮影地:赤石岳・荒川三山縦走 奥槙沢 三等三角点(静岡県)
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ちょうど富士山の方角から太陽が昇っていました。今回の山行で初めて目にした富士山で、案外と大きく見えるのでちょっと意外でした。「あぁ、こんなに近かったんだ...」と。



撮影日:2009/10/11
撮影地:赤石岳・荒川三山縦走 赤石小屋前より赤石岳を望む(静岡県)
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赤石小屋の前まで戻ってきました。街の明かりが見えないので夜は星空の綺麗な小屋でしたが、いまは目の前にこれから目指す赤石岳がモルゲンロートに染まっているのがはっきりと望めます。今日は天気もすごく良さそうです!



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コメント


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こんばんは。
秋川渓谷の記事にコメントを頂き、ありがとうございます。
かって、その近くに住んでいて、訪れていたと聞いて、何か親近感を覚えます。
荒川三山は未だ未踏です。聖岳から赤石岳は登ったことがあります。山岳会の予定では赤石から荒川三山を縦走することになっていたのですが、私を含め2名が仕事の関係で、赤石から降りました。写真を見て、慰めています。

山渓蘭風 | URL | 2010年11月18日(Thu)21:09 [EDIT]


山渓蘭風さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

私がいたのは福生市の南の方で、秋川が多摩川に合流している辺りです。
大人になってふたたび福生に戻り13年ほど住んでいましたが、子供の頃のように何度も秋川渓谷へと足を運ぶということはなくなりました。

> 聖岳から赤石岳は登ったことがあります。
山渓蘭風さんはそのコースを歩かれたのですか~!いいですねぇ♪
実は今年の7月に聖~赤石を歩くつもりでいたのを、思うところあって槍穂の縦走に変更したということがあったのです。
この辺りは奥深いぶん景色も雄大で素晴らしいですよね。
ぜひまた行ってみたい山域のひとつです。

Newman | URL | 2010年11月19日(Fri)00:06 [EDIT]