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キタダケソウと逢う山旅 その4(北岳山頂へ)

撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 山頂へと向かう途中で(山梨県)
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久方ぶりのレギュラー記事更新ですが、「キタダケソウと逢う山旅」のつづき(最終回)です。

北岳肩ノ小屋の裏手から岩がちで急な山頂への道が始まります。
北岳山頂までは標準コースタイム40~50分といったところでしょうか。足場がところどころでザレていたりしますので、焦らずゆっくりと登るとよいと思います。山頂はもうほんのあと少しですから。


※白峰三山縦走・北岳の記事INDEXはこちら



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撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 山頂へと向かう途中で小太郎尾根の方を振り返る(山梨県)
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山頂へと向かう途中で小太郎尾根の方を振り返ってみます。眼下には北岳肩ノ小屋の青屋根。そして、小太郎尾根の先には甲斐駒ヶ岳の堂々たる姿が望めます。砂岩質でたおやかな姿をした山が多い南アルプスには珍しく、花崗岩質の甲斐駒はまるで北アルプスの燕岳や烏帽子岳などを髣髴とさせる男性的な山容を誇り、とても目立ちます。



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 山頂部を望む(山梨県)
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山頂が見えてきました。我が国で2番目に高い山の頂上です。
土日休日に訪れると、いつもはとても混み合う北岳山頂も、時季的には梅雨の最中だからなのか今回は比較的空いているようです。



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 山頂の先に間ノ岳を望む(山梨県)
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北岳山頂の延長線上には、白峰三山の中ほどに位置する間ノ岳の巨大な山塊が姿を現します。いかにも「南アルプスの山」といった感じで、どっしりと構えた重厚な山容です。東側斜面にはまだまだ結構雪が残っているようでした。
さらに間ノ岳の左手奥には、白峰三山の南側の山、農鳥岳が...。東西に本峰と西峰があって、少々複雑な姿をしています。



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 北岳山頂(山梨県)
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山頂(3,193メートル)に到着しました!この1年間で3度目の登頂です。
今回もお約束の三角点を入れた写真を撮ってみました。以前の記事でもご紹介しましたが、こちらの三等三角点は2006年(平成18年)7月8日に102年ぶりに交換されたものです。(※記事はこちら



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 キタダケソウ群生地(山梨県)
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山頂近くのキタダケソウの花がもっとも遅い時期に花開く群生地まで足を伸ばしました。
翌日に広河原から芦安まで戻るバスに乗り合わせた別の登山者から聞いた話では、トラバース道あたりの大群生地ではキタダケソウの花もすでに終わってしまっていたとのこと。でも、この辺りは標高が高いこともあってかいまが一番の見頃でした。



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 キタダケソウ群生地(山梨県)
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キタダケソウの花をアップで。白くてシンプルな花ですが、透明感のある花弁がとても無垢で可憐に思えました。世界中でこの場所にしか咲くことのない‘幻の花’ということも、この花の美しさをさらに後押ししているように感じます。



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 キタダケソウ群生地(山梨県)
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左の方に咲いている白い花はハクサンイチゲ。キタダケソウと同じキンポウゲの仲間の高山植物です。この群生地では両者が混じるように咲いていましたが、花弁や葉っぱなどの形がまったく異なるのですぐに見分けがつくと思います。



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 北岳山頂(山梨県)
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陽がだいぶ西に傾いた頃、北岳の山頂に戻ってきました。18時半をとうに過ぎていたので、さすがに山頂には誰もいませんでした。いつも賑やかな北岳山頂を独り占めです。
間ノ岳の右肩に、先ほどは雲に隠されて見えなかった塩見岳が姿を現していました。南アルプスの中でもいまもっとも訪れてみたい山のひとつです。



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 北岳山頂(山梨県)
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富士山も姿を現しました。前にも言及したことがありますが、北岳からの富士山頂部の見え方は左右に均整がとれたとても美しい姿をしていると思います。(※記事はこちら



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 北岳山頂(山梨県)
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山頂全体はこんな感じです。結構広めの台地状で360度周囲を見渡すことのできる絶好の展望地です。ここからは、天気がよければ富士山や南アルプスの山々はもとより、中央アルプスや八ヶ岳連峰、奥秩父の峰々、そして遠く北アルプスの山々まで見ることができます。



撮影日:2010/07/10
撮影地:北岳登山 北岳山頂(山梨県)
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この日は、仙丈ヶ岳のシルエットがとても美しく印象的でした。以前掲載した夕景の写真もあわせてご覧いただければと思います。(※記事はこちら



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コメント


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キタダケソウ

こんにちは。
キタダケソウ、白いかわいい花ですね。ここにしか咲いていないんでしょ。
北岳は昔、1度だけバットレスの4尾根から登攀したことがあるだけです。

山渓蘭風 | URL | 2010年11月11日(Thu)16:21 [EDIT]


Newmanさん、こんばんは。

待ってました~!
キタダケソウ、やっと出ましたね。

おっしゃるとおり、無垢で可憐ですね。(初めて見ましたが好みのタイプです(^^))
名前が「キタダケソウ」というからには、北岳を代表する花なんでしょうね。
確かに名前負けしていませんね~。
今度北岳に行くときは、キタダケソウが咲いている時期にします!

ちゅた | URL | 2010年11月11日(Thu)21:23 [EDIT]


山渓蘭風さん、おはようございます。

コメントありがとうございます。

キタダケソウの花は、可愛らしい中にもどこか凛としたものがあるように感じました。
ここ数年は鹿による被害を危惧して、シーズン中のトラバース道のあたりでは保護柵が設置されたりもしているようです。

バットレスですか~。
大樺沢の雪渓を眼下に望みながらの登攀は、高度感たっぷりで爽快でしょうね♪
機会があればチャレンジしてみたいのですが、バリエーションはそれなりの装備も必要でしょうしなかなか...。

Newman | URL | 2010年11月13日(Sat)07:37 [EDIT]


ちゅたさん、おはようございます。

コメントありがとうございます。

キタダケソウ、お待たせしました~!
いつもながら亀更新でスミマセン(汗)

実は、1年前の北岳登頂の際にもキタダケソウが咲いているという話は聞いていたのですが、稜線の天気が大荒れでしたので群生地までいくのを見合わせました。
ですから、このときのキタダケソウとの出逢いはある意味「悲願達成」だったわけです。
それだけに感動もひとしおでした!

> 今度北岳に行くときは、キタダケソウが咲いている時期にします!
キタダケソウに逢う山旅、実現するといいですね~。
もしかしたら来年は、私も父を連れてまた訪れるかもしれません。
ちなみに、花が咲く季節は梅雨の真っ只中でしかも八本歯の方は割と雪が残っています。
左俣の方から八本歯へ出て直接トラバース道に入られるようでしたら、アイゼンとピッケル必須だそうですよ。
右俣経由で小太郎尾根へと抜けるのでしたら上記装備は持っていかなくとも大丈夫かと思います。

Newman | URL | 2010年11月13日(Sat)08:08 [EDIT]