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八ヶ岳縦走(南八ヶ岳) 2日目 その2

撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走南八ヶ岳) 赤岳より阿弥陀岳へと向かう登山道より(長野県)
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赤岳南峰山頂南側の急な登山道を下り、一路阿弥陀岳を目指します。

鉄梯子がかかった岩の間を下って少しいくと権現岳方面との分岐へ、そこから西の方へと続く急な下りの鎖場を進んでいきます。岩場の南側を回りこむようにして下っていくと、結構な高度感ある中で前方にまた目指す阿弥陀岳が見えてきます。
しばらくは急な岩場の下降が続きますが、やがて斜度は落ち着いてきて比較的穏やかで歩きやすく変化します。


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撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走南八ヶ岳) 文三郎道との分岐(長野県)
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さらに進んでいくと、行者小屋方面へと続く文三郎道との分岐へ至りました。

この分岐のちょっと下を、先ほど赤岳山頂で話したり、登頂記念写真を撮って差し上げた方が歩いているのが見えます。私より少し前に同じく阿弥陀岳へ向かうと出発された方でした。
もう少しでその方に追いつくかと思われたそのとき、目の前でその方が転倒してしまいました。初めは大したこともなさそうに見えたのですが、近寄って声をかけても答えが返ってきませんでした。しばらく呼びかけているとやっと動くことができるようになったのですが、どうも肩を脱臼してしまったようで相当に痛みが酷いようでした。



撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走南八ヶ岳) 赤岳と中岳とのコルにて(長野県)
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場所は文三郎道分岐のちょっと下、中岳(赤岳・阿弥陀岳間の小ピーク)との間のコルより100メートルほど上の地点でした。
どうも、痛みも酷く服の上から見てもそれと判るほどに肩の脱臼の程度も凄まじかったので、ここから行者小屋までの自力下山はとても無理そうでした。この日、私はたまたま初めての八ヶ岳でしたのでガイドブックを携帯していましたので(※知っている山域の場合は、地図だけを持っていくということも多いので...)、そこに掲載された山小屋(八ヶ岳山荘)に緊急通報することに。電波状態は良好とはいえないながらも、携帯電話が繋がって本当によかったです。
とりあえず遭難場所がハッキリしているので、山小屋からの連絡がいった長野県警が動いてくれることとなりそうでした。ただ、いまいる斜面の途中からなんとか下の安定したコルまで下りれないかとのことでしたので、負傷者の方には頑張っていただいてザレたジグザグの斜面道を100メートルほど下っていただきました。

少々強めの風が吹いているのと、ときたまガスが出てくるのとで、なかなか救援ヘリが飛ぶのかどうかが決まらず、結果的に2時間以上その場に待たされることとなってしまいました。それでも、12時20分に茅野の航空基地より長野県警のヘリが出動することが決定しました。到着予定時刻は5分後の12時25分とのこと。待っていると、ほとんど時間通りに長野県警の救助ヘリ「やまびこ」が到着しました。



撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走南八ヶ岳) 赤岳と中岳とのコルにて(長野県)
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救助活動は手際よく無事終了。ちょっと不謹慎かもしれませんが、救助ヘリ「やまびこ」、ムチャクチャカッコ良かったです♪

↓そのときヘリから降りてきた、救助隊員との会話 ※ほぼ、実際の会話どおりに再現w
隊員「あなたが付き添いのNewmanさんですか?」
Newman「はい。」
隊員「○○さんは、これからヘリで麓まで搬送しますが...」
Newman「?」
隊員「あなたは、ここから無事下山されてください!」
Newman「... (^^;」



撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走南八ヶ岳) 文三郎道(長野県)
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ということで、時間もかなり押してきたので阿弥陀岳へ寄るのは「また今度」ということにして下山することに。
少し上の文三郎道との分岐まで戻って、そこから文三郎道を行者小屋まで下ることにしました。



撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走南八ヶ岳) 文三郎道(長野県)
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文三郎道は結構急な登山道ですが、「これでもか」というくらいによく整備されているため思ったよりはるかに軽快に下っていくことができました。
行者小屋が眼下に近づいてくるとやがて傾斜も緩み、最後は沢沿いの樹林帯に入っていきます。その辺りの雰囲気がなぜか1年前の北岳で下山に利用した「草すべり~白峰御池」間に似ているように感じました。実は、この八ヶ岳山行の3週間後にその草すべりをまた歩くことになろうとは、このときは思いもよりませんでした。



撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走南八ヶ岳) 行者小屋(長野県)
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行者小屋に到着しました。
ここでは、遅めの昼食ということでカレーライスをいただくことにしました。山に登るとどうもカレーが食べたくなるんですよね。どうしてなんでしょう??

小屋のテラスでカレーを食べていると、いま文三郎道方面から下りてきたらしい登山者が小屋のスタッフに「ちょっと前に、上でヘリで運ばれてった人がいたようですねぇ。小屋になんか情報とか入ってきてるんですか?」なんて聞いていました。カレー食いながら「やば...」とか思ってしまいました(汗)



撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走(南八ヶ岳) 南沢を下る
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腹ごしらえもOKということで、行者小屋のスタッフさんとちょっと会話を交わしたのち、小屋のすぐそばを流れる南沢沿いに美濃戸まで下ることにしました。

南沢コースには途中に何度か渡渉点があり、途中までずっと広い林道の続く北沢沿いのコースと比べると少々ワイルドな登山道です。原生林の鬱蒼とした中を、ときに沢沿いの大岩がゴロゴロしたようなところを進んだりします。登りにはややキツイかもしれませんが、美濃戸へ早く下山できるので下りに利用するにはもってこいのコースだと思います。



撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走(南八ヶ岳) 南沢コース(長野県)
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コースの後半(美濃戸寄り)は沢からも少し離れて美林の中を進んでいきます。とはいっても、下に流れる南沢のせせらぎは相変わらず耳にしながら...。



撮影日:2010/06/20
撮影地:八ヶ岳縦走(南八ヶ岳) 美濃戸山荘前(長野県)
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美林の中を進んでいくと、ふいに広い林道へと抜けます。そこが美濃戸山荘のすぐ斜め前です。こうして、たった2日間のはずなのにそうとは思えないほどにさまざまなことが起こった初めての八ヶ岳山行が終わったのでした。

ちなみに、すぐ下の赤岳山荘裏の駐車場に停めた車に乗って出発の身支度を始めたところ、激しい雨が降り始めました。このあと高速に乗ってしばらく行くまではずっと雨でした。時間にしてほんの5分ほどの差で、梅雨の季節の真っ只中にもかかわらず、登山中はまったく雨に降られずに済んだのでした。



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コメント


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Newman様
おはようございます、私も先月の燕岳で救助ヘリの活動を見たことがありました。しかし、Newmanさんは救助活動そのものをされた訳ですね。初めての山域で素晴らしい行動をとられたと思います。

ころぼっくる | URL | 2010年09月23日(Thu)09:11 [EDIT]


「思わぬハプニング」と書かれていたのはこの事だったのですね。
newmanさんの存在は怪我をされた方にとってどんなに心強かったことかと思います。無事に救助されて本当によかったですね。

それにしても出動から約5分で到着ですか!

カレーは同感です。(笑)

muto | URL | 2010年09月23日(Thu)12:49 [EDIT]


ころぼっくるさん、こんばんは。

コメントありがとうございました。

ころぼっくるさんのブログの記事で燕岳での救助の様子を拝見したときに、
「このヘリ、やまびこだー!」と実は思っていました~(笑)
横岳・奥ノ院手前でころぼっくるさんとお別れした数時間後の出来事でした。
思い返せば、たった2日間だったのに色々と盛り沢山の南八ツ山行となりました。

Newman | URL | 2010年09月23日(Thu)19:24 [EDIT]


mutoさん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

これが「思わぬハプニング」の顛末でした...。
実は、この梅雨の時期に八ツにきて硫黄岳山荘に1泊したのも
山の安全を祈念する「タルチョ祭」というチベットの風習に倣った催しがあったからなのです。
奇しくもこの出来事が山の安全について身をもって考えさせられる機会となったのでした。

> カレーは同感です。(笑)
mutoさんもやはり同じですか~(笑)
山でカレーが食べたくなるのは、一体どうしてなのでしょうね?

Newman | URL | 2010年09月23日(Thu)19:38 [EDIT]


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