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一番長い3,000メートルの稜線

撮影日:2009/09/21
撮影地:白峰三山縦走 最長の3,000メートル稜線より、中白峰の方角を振り返る(山梨県)
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話は少し前に遡ります...。

北岳側から白峰三山の縦走路を先へと進んでいくと、中白峰手前の登りから日本で最も長い3,000メートル稜線がスタートします。3,000メートル峰といえばすべてが名山で、その稜線歩きということになれば山歩きをする者なら誰しもが憧れるものなのではないでしょうか。天気に恵まれれば実に爽快な尾根歩きが続きます。まさに天空のスカイライン。雄大な景色を見渡しながらの雲上散歩には誰もがきっと胸をときめかせることでしょう。

中白峰を過ぎて間ノ岳まで3,000メートルの道は続きます。間ノ岳は巨大な山体をしており、尾根も一部を除けば比較的緩やかで広々とした感じです。というのも、間ノ岳は140万年前からの激しい地殻変動で海底が隆起してできた山で、それを造りあげているのは太古の昔に海の底に溜まった泥が固まってできたもろく崩れやすい岩なのです。そして山が隆起したときそこに大きな力が加わって、山は上昇すると同時に崩れていったのです。こうして広い尾根をもつ間ノ岳のどっしりとした山容が形造られました。



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撮影日:2009/09/21
撮影地:白峰三山縦走 最長の3,000メートル稜線より、間ノ岳三峰岳稜線を望む(山梨県)
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それでは、3,000メートルの稜線がもっとも長く続くのは間ノ岳山頂から先果たしてどこまでなのでしょうか?
白峰三山を縦走するのであれば、通常なら間ノ岳山頂から先はそのまま南の農鳥岳方面へと向かうのでしょうが、それだと中白峰手前から間ノ岳山頂を経て農鳥小屋へいく途中までのおよそ2.2キロメートルの3,000メートル稜線歩きとなります。しかしながらそれよりも更に300メートルも長く歩くことのできる稜線の道があるのです。間ノ岳山頂から西の三峰岳(みぶだけ)へと下る道です。
今夏の槍ヶ岳で、日本アルプス登山歴ン十年という方が、私が「槍の肩から穂先まで所要10分を切ることができるか?」なんてどうでもいいようなチャレンジをしているのを見て「あなたは本当にいろんな事に挑戦しているようで、まさに山を楽しんでいるって感じだねぇ!」なんて仰ってくれましたが、今回も「せっかくここまできたのだから...」と間ノ岳山頂直下にデポして(※)、三峰岳まで往復することにしたのでした。「2.5キロメートルの3,000メートル稜線歩き」...。今回のもまた私が山でよくやる「寄り道」というやつでした。

※途中に荷物を置いて、軽装で山頂などの目的地へと向かうこと。その荷物を取りに戻ることは‘デポ回収’などといいます。



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