1枚の写真

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コマクサ

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕岳山頂付近(長野県)
別ウィンドウで写真を拡大(640×480ピクセル)


高山植物の女王、コマクサ
ピンク色の可憐な花の形が馬の頭のように見えることから「駒草」と名付けられたのだそうです。
コマクサは大変弱い植物で、ほかの高山植物と一緒に群がって生えると土の中の水分や養分を摂ることができず生存競争に負けてしまうのだそう。だからこそ決してほかの植物が根づかないような砂礫地や岩場などの厳しい環境を選んで生育するように進化したのだそうです。
コマクサはこう見えてもケシの仲間で、その薬効からかつては乱獲されてその数も激減してしまったそうです。コマクサは花を咲かせるようになるまでには5年ほど、ちょっとした大きさの株に成長するまでには実に15年とか20年とかいったとても長い時間がかかるのだそうです。それでも、この付近の山小屋のスタッフをはじめとする方々の尽力もあって、燕岳周辺の砂礫地には時季を迎えるとたくさんのコマクサが花開くようになるまでに至りました。

実は、燕山荘の周りにもたくさんのコマクサが咲いていたのですが、今年は7月初めから開花しはじめたようで、残念ながら私が訪れたお盆前には花も先の方から茶色くなってきてしまっているものが多く、株全体に綺麗な花をつけているといったものはあまり見ることができませんでした。
本日の写真のコマクサは燕岳山頂直下にある通称眼鏡岩と呼ばれている奇岩の少し上で、斜面につけられた登山道のすぐ脇に咲いていたものです。この時季にしては珍しくどれも綺麗な色の花をつけていました。登山道からちょうど1メートルくらいの高さに咲いていたので、それほど無理をせずともこんな写真を撮ることができました。



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コメント


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Newmanさん、こんばんは。
美しい1枚ですね~。
私は、自分自身でもあまりお花の写真を撮りませんし、良いと思う写真もあまりないのですが、この写真はほんといいですね。
背景のボケ具合も、素敵です。

もちろん、ニッチなコマクサも記憶に残りました(笑)。

fuka_shin | URL | 2008年09月06日(Sat)21:48 [EDIT]


fuka_shinさん、こんばんは。

燕岳に行った目的のひとつに、このコマクサを見たい(そして美しい写真を撮りたい)というのがありました。
fuka_shinさんに気に入っていただけたのなら、この目的はまずまず達成できたのでしょうね(笑)

本文中に書いたコマクサの記事は、実は燕山荘のオーナー(アルペンホルンを吹いてくれる名物オーナーで知られる赤沼健至氏)のお話をベースにして書かせていただいたものです。
記憶に残るものであったのならば、氏も喜んでくださることでしょう。

Newman | URL | 2008年09月07日(Sun)18:40 [EDIT]