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内蔵助カール

撮影日:2007/08/21
撮影地:立山三山縦走/内蔵助カール真砂岳(富山県)
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富士ノ折立の険しい岩の斜面を下ると、真砂岳へと続く稜線上の緩やかな砂礫の道に出ます。この富士ノ折立と真砂岳の間の稜線の東側斜面には内蔵助カール(圏谷)という氷河による浸食の跡があり、真夏でも雪渓が見られます。

緩やかで一見どこが山頂なのかもよく判らないような真砂岳の先には内蔵助山荘があり、ここから見る御来光はカールの雪渓をもピンク色に照らしだしとても美しいのだと、この日の下山後に室堂の山小屋で同室になったご年配の方(御年75歳!)が仰っていました。実際、翌々日にこの方は内蔵助山荘に向けて宿を出発されました。



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撮影日:2007/08/21
撮影地:立山三山縦走/内蔵助カールと後立山連峰、左上に内蔵助山荘(富山県)
別ウィンドウで写真を拡大(640×480ピクセル)


富士ノ折立からの険しい斜面を下ると途端にホッとするようなこの緩やかな稜線上の道ですが、実は、1989年(平成元年)10月9日まさにこの場所で大量遭難事故が発生したのでした。

中高年10人のパーティーは、霙がやがて雪に変わり多くの登山者が引き返す中を縦走路に入っていきました。そしてこの吹きっさらしの稜線で寒さと疲労とで次々にダウンし6人が凍死、その後さらに2人が搬送先の病院で亡くなったのです。
通常であれば内蔵助山荘までもほんの15分ほどの距離でした。せめてもう少し早く引き返していれば、あるいは防寒具などそれ相応の備えをしていれば...。判断をひとつ間違えると、山は本当に恐ろしいところとなってしまうのだということを、この出来事は物語っているのです。


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