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眠り猫

撮影日:2016/05/21
撮影地:東照宮(栃木県日光市)
別ウィンドウで写真を拡大(640×427ピクセル)


東照宮の東回廊の中ほど、奥宮への参道の入口となる潜門の上にある眠り猫。初めて目にする人は、かの有名な彫刻が実物はこんなに小さかったのかと意外に思うかもしれません。

この眠り猫の彫刻は、名工左甚五郎作として数多くの逸話が伝えられています。曰く、最初は目を開いていたとか、実は禅の悟りの境地を意味するのだとか...。一般的な猫の彫刻は、獲物を狙って殺気を漲らせているようなものが多いのですが、この東照宮眠り猫は、その名のとおり目を瞑っているのです。
それでは、猫が眠っているのはなぜなのでしょうか?牡丹の花に囲まれて日の光を浴び転寝(うたたね)をしているのは「日光」の名に因んでのことだともいわれますし、また眠っているように見えるこの猫も実は、ここに祀られる徳川家康を護るために足をしっかりと踏ん張っていつでも飛びかかれる態勢をとっているのだともいわれています。



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撮影日:2016/05/21
撮影地:東照宮(栃木県日光市)
別ウィンドウで写真を拡大(640×427ピクセル)


眠り猫が眠っている理由が、その裏側に回ってみると分かるような気がします。
眠り猫のちょうど真裏には、羽を広げて楽しそうに遊んでいる2羽の雀がいます。猫が起きていれば当然襲われてしまうような雀たちも猫が寝てしまっているのでのびのびと遊ぶことができる、つまりそれくらい平和な世の中というものを表しているのだというのです。

長い戦乱の世を終結させて徳川三百年の太平の世の礎を築いた徳川家康。その家康を祀る日光東照宮の奥宮へと続く参道の入口にある彫刻というだけあって、眠り猫にまつわる言い伝えもまた大変に奥深いものに思えてなりません。



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コメント


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眠り猫

左甚五郎は、幼い頃から彫刻が好きで、竹に彫った「水仙の花・蕾」を花瓶に挿したら、水を吸って花が開いたとか、鯉の彫刻を「たらい」に入れ水を入れたら、泳ぎ出したとか、龍の彫り物が夜な夜な水を飲みに出かけて居なくなるので、彫り物の眼をつぶらせたら、以来、出かけなくなったとか数々の逸話のある名工です。秩父神社にも、甚五郎の彫った龍が鎖に繋がれて居るのがあります。機会があったら立ち寄って見るのも一興かと・・・

inomasa_1104 | URL | 2016年06月05日(Sun)19:30 [EDIT]


inomasa_1104さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

左甚五郎に纏わる数々の不思議な逸話が残されているというのも、伝説的な名工たる所以なのかもしれませんね。

秩父神社のつなぎの龍は私も見たことがあります。
こちらは躍動感ある動の作品で、一方で眠り猫は静といった感じでしょうか。
趣きはそれぞれに異なりますが、いずれも傑作ですね。

Newman | URL | 2016年06月05日(Sun)23:28 [EDIT]


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