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富士登山 お鉢巡り

撮影日:2019/08/18
撮影地:富士山頂(山梨県、静岡県)
別ウィンドウで写真を拡大(640×427ピクセル)


富士山頂の巨大な火口、大内院のことを通常は「お鉢」と呼びならわしていますが、これには元々仏教的な由来があります。
富士山の頂上には直径600メートル、深さ220メートルにも及ぶ噴火口(大内院)がポッカリと口を開けていますが、これを取り囲むように八つとも九つともいわれる外輪山があって八峰などと称されました。仏教信仰が盛んであった江戸時代以前の富士山信仰においてはこれらを極楽の蓮の八枚の花弁に譬えてそれぞれに仏の名を冠したのです。釈迦、薬師、大日、阿弥陀、勢至、文殊...といった具合に。そして、これらを順に巡ってお参りすることを「八葉巡り」、あるいは「お八巡り」と言ったのを、大内院の形が擂り鉢に似ていることに掛けて次第に「お鉢巡り」と書き表わされるようになったのだとか。

昔ほど宗教的意義が強くはなくなった現在でも富士山の大内院を一周するお鉢巡りは盛んで、多くの人々がこの富士山頂一周を思い思いに楽しんでいるようです。
ちなみに、古来お鉢巡りは時計回りに巡るものとされてきました。これは宗教的な意味合いからとも、最高峰剣ヶ峰からの下りに馬ノ背の急斜面を通ることを避けるよう配慮したためなどともいわれますが、現在では特にそういった決まりごとは設けられていません。実際に私もどちら周りでお鉢巡りしたこともあります。

上に掲げた写真は須走口山頂の久須志神社前へ出るときに潜る須走ルート(吉田ルート)最後の鳥居です。「つづきを表示」で須走口山頂の久須志神社前から時計回りにお鉢巡りをご案内しましょう。



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