1枚の写真

写真ブログ。気の向くままに撮った風景など...。

影富士

撮影日:2008/08/03
撮影地:富士登山 剣ヶ峰の展望台より(静岡県)
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当ブログではメインですでに3度目の登場となる影富士富士山の影が雲海などに映し出される現象です。

今回の影富士は、御来光の直後に剣ヶ峰の展望台から眺めたもの。太陽の高さがまだ低かったこともあり長くのびた影の先が雲海から頭ひとつ突きでた実際の山のようにも思え、とても面白い影富士でした。バックの雲が曙光に照らされピンク色に染まっていたのもなかなかいいですね。
全体的に雲海の高度も低めでしたので、影富士の右(北側)には南アルプスの峰々の連なりが望まれ、それもまた印象深く感じられました。

影富士の記事>
番外編・影富士
富士山三種の神器 その3-鏡とは?



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富士登山ふたたび、御来光ふたたび

撮影日:2008/08/03
撮影地:富士登山 剣ヶ峰からの御来光(静岡県)
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世の中にはもの好きがいるもので、ひと夏に二度も富士山の頂で御来光を拝んでしまう奴などがいたりするのです...。

今年一度目の富士登山から2週間後、今度は3名の同志を引き連れてまたしても富士山に登ってきました。
前回と同じく今回も河口湖口・吉田口登山道から登り、途中の八合目元祖室からは水平道に逸れて予約していた須走口登山道の江戸屋さん(下江戸屋)に一泊しました。
仮眠をとってから、同行者の「せっかくだから山頂で御来光を仰ぎたい」との希望もあって、またもや御来光登山することとなりました。前回はかなりギリギリだったということもあり、「日の出までに山頂に着けるのだろうか?」とヤキモキするのもいやだったので、今回は余裕をもって深夜零時半ころに八合目江戸屋を発つことにしたのでした。ところが(混んでいたとはいいながら)予想外にも夜間登山の列は順調に進んでしまい、なななんと2時50分くらいには吉田口・須走口山頂に到着してしまったのでした。御来光まで、あと2時間...(爆)
歩いているとさほど寒いとも感じなかったのに、山頂に到着してからじっとしていると結構寒さが感じられてくるようになりました。私はハンガリースワンのダウンジャケットを着込んでいたのでまだ良かったのですが(備えあらば...ですね!)、防寒着がわりに雨具で間に合わせていた同行者のひとりはとてもとても寒かったらしく、とうとう私の雨具(ゴアテックス仕様)を更に上から羽織り、そのうえ私の手袋(それまでしていた軍手では手が冷たくて仕方がなかったらしい...)までも身につけずにはいられないようになってしまいました。
そんなこんなで、少しでも風を凌げる御鉢の内側(大内院ではなく、久須志岳と白山岳との鞍部から下ったところ。金明水のある辺り)まで歩いていって、斜面を背にして小一時間うずくまっていたりしました。
それからは最高峰剣ヶ峰に向けて出発、そこで御来光を待つことにしたのでした。

本日の写真は、そんな剣ヶ峰で迎えた御来光。御鉢を挟んで向こうに聳える外輪山は大日岳(以前触れたことのある御来光スポットです ※記事はこちらこちら)と伊豆ヶ岳、別名阿弥陀ヶ岳。つまりは、大日如来と阿弥陀如来との間から昇る御天道様を日本一の高所から眺めたところという、とてもとても有り難~い風景なのです(笑)



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ホシガラス

撮影日:2008/08/10
撮影地:合戦尾根にて(長野県)
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日本では高山帯に分布しているホシガラス燕岳への登山道がある合戦尾根の往復で多く見かけました。

標高の低いところではウグイスの美しい囀りがよく聞かれたのですが、合戦小屋のあたりから上の背の高い樹木が減って木々もまばらになる辺からは、このホシガラスの「ギェー、ギェー」というお世辞にも綺麗とはいえない鳴き声とともに、この鳥が梢にとまっていたり、周囲を飛び回っていたりするのを目にする機会が多かったように思います。
平地のカラスよりはかなり小型で、肩の白い斑点(=ホシ)が特徴的なので、高山で見かければすぐそれと判るのではないかと思います。
おもにハイマツの実を好んで食べるのだそうですので、かなり標高の高いところでも見かけることができそうです。実際、稜線に建つ燕山荘付近でも見ることができましたので。

実は、往きも帰りもこのホシガラスを見かけるたびに何度か写真を撮ってはみたのですが、倍率の高い望遠がなかったため上手いこと写真に収めることができずにいました。私には平素より「トリミングはしたくない」という変なこだわりがあるため、撮った写真をモニタで確認してみてもそのままではホシガラスを撮ったものなのかなんなのかよく判らないような写真ばかりだったのです。
帰り道、合戦小屋を過ぎてそのちょっと先まで下ったところで、このホシガラスが飛んできて目の前の木の枝に止まってくれました。すかさず3倍のズーム(笑)で撮ってみた中の1枚がこれ。これならホシガラスが被写体なんだってわかりますよね?



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燕岳に別れを告げて

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕山荘前より燕岳(長野県)
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燕山荘燕岳間を往復してから燕山荘前で遅めの朝食をとり、そして10時過ぎ、一路中房温泉の登山口まで続く合戦尾根の登山道を下山することとなりました。

最後に燕岳の方角を眺めると、燕岳の東側斜面は次第に濃いガスに覆われてしまってきていました。
安曇野方面の山裾で温められた空気が季節風に吹き上げられ標高の高い表銀座の山々までやってきて急激に冷やされるからなのでしょうか、燕岳を撮った写真には、このように山の東側に濃いガスがかかっているものが多く見られるようです。夕方などにこのような霧が発生すれば、きっとブロッケン現象なども見られることでしょう。(※ブロッケン現象の記事はこちら

稜線に建つ燕山荘を離れ合戦尾根へと続く道を下り始めるとじきに、燕岳も見えなくなってしまいました。



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早朝の表銀座と槍穂高

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕山荘付近より表銀座縦走路と槍穂高連峰(長野県)
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御来光から少し経った頃の表銀座縦走路方面の眺めです。

実は、表銀座縦走路の先にある槍ヶ岳や、表銀座と平行に南北に延びる裏銀座の山々がモルゲンロートに染まるのを期待していたのですが、太陽の昇るそのすぐ上に雲があったために朝の日の光が遮られてしまって、残念ながらそれらの山肌が真っ赤に染めあげられるさまは見ることができませんでした。
まあそのお陰で印象的な御来光を見ることができたのですから(※前記事)、それはそれで良しとしなければなりませんね(笑)

この辺りからの槍ヶ岳穂高連峰3,000メートル級の山々の眺めはとても素晴らしく、槍ヶ岳小槍までもがよく見えます。
♪アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さあ踊りましょ...



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燕山荘前からの御来光

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕山荘前からの御来光(長野県)
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今年は結構御来光に縁があるようです。

そもそもは、初日の出を本土の平地ではもっとも早く見ることのできる犬吠埼で迎えることができたのが始まりでした(※記事はこちら)。また特別なところでは、今夏は富士山頂からもそれぞれ別々の場所で2度も御来光を拝むことができました(※記事はこちら)。

さて、そんな中この燕岳登山ではどうだったかというと、燕山荘前からこんな御来光を眺めることができたのでした。東の空の太陽が出てくるあたりに雲が棚引いていたので、雲海から顔を出したばかりの太陽の光が反射して朝日が三つも四つも同時に出てきたかのようでした。遠目に眺めているとむしろ太陽の光が縦に繋がっているかのようにも見え、周りの人たちも口々にそんなことを話したり、あるいは感嘆の声をあげたりしていました。本当にとても面白く、また大変印象深い日の出に遭遇できたものだと、カメラを構えながらそんなことを感じていました。



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裏銀座の山並み その2-鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳など

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕岳山頂より裏銀座の山々を望む(長野県)
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前回に引き続き、燕岳山頂からの北アルプス裏銀座の山々の眺めです。

赤岳から稜線を南(左)に進んでいくとワリモ岳(2,888メートル)、鷲羽岳(2,924メートル)、三俣蓮華岳(2,841メートル)、丸山(2,854メートル)、双六岳(2,860メートル)へと続く国境の山々が並びます。いずれも3,000メートルに届こうかという高峰です。うち鷲羽岳は日本百名山ですし、三俣蓮華岳は越中、信濃、飛騨三国の境となっています。また写真の左奥には、こちらも百名山となる笠ヶ岳(2,898メートル)がその名の由来ともなった菅笠のような姿を覗かせているのが判ります。

さて、上に掲げた山々の名前については、実は興味深い変遷の歴史があります。
江戸時代の加賀藩黒部奥山廻りの記録によれば、越中、信濃、飛騨の三国境は「鷲ノ羽ヶ岳」とされていたようです。最初の記録は元禄10年(1697年)だそうで、当時加賀藩(越中側)で三国境とされ、鷲が羽を広げたさまに似ていると認識されていたのは現在の三俣蓮華岳だったようです。それでは、現在の鷲羽岳はいったいなんと呼ばれていたのでしょうか?1世紀以上のちの天保年間にできた『三州測量図籍』、『加越能三州地理志稿』では「東鷲羽嶽」、天保5年(1834年)の『新川郡奥山絵図』では「龍池ヶ嶽」と記載されているようです。この「龍池」というのは、恐らくいまの鷲羽池のことを指したものでしょう。
一方、山岳調査に関しては加賀藩に遅れをとっていた信州松本藩の記録『信府統記』(享保9年/1724年)では、現在の三俣蓮華岳のことを「越中・飛騨・信濃ノ三国境ハ深山ニテ、山ノ号モナシ」としており、甚だ遅れをとっていたようです。
時代は下って大正の初め頃、5万分の1地形図『槍ヶ岳』初版(大正元年測図、同4年出版)には三国境の山(現三俣蓮華岳)は「鷲羽岳」と記載されており、今日の鷲羽岳のところにはただ三角点記号と標高2,924だけしか記入されておらず無名峰扱いだったそうです。そして「蓮華岳」の名はといえば、これは現在の双六岳に冠されていたようです。これに対してある抗議の声が挙がったのです。
『山岳』第8年第2号(大正2年8月発行)の「机上談義」に、「飛信越の境が鷲羽嶽になっている。実際は其の東北2,924メートルの三角櫓のある峰が鷲羽嶽とか単に鷲とか呼ばれている峰で目標になるべき鷲羽の池も図にちゃんと表れているのである。而して三国の境は蓮華嶽なる名で呼ばれているのである。而して其の南、地図に蓮華嶽とあるのは正に双六岳に当たっているのである。これらの山の名は殆んど一般の通用を持っているので、決して彼我相混じて使われるようなことはないものであるから、頗る該図の名は不都合千万...」なる抗議文が寄せられたのです。その結果、昭和5年修正測量図からは現在と同じ記載、すなわち2,924メートル峰に「鷲羽岳」、2,841メートルの三国境に三俣蓮華岳と記されるよう改められたのです。
それにしても、数世紀に亘って加賀藩の正式記録に記載された名を一挙に覆してしまうだけの「これらの山の名は殆んど一般の通用を持っている」などというほどの常識が果たして存在したのでしょうか?実は、これを遡ること数年前の明治43年(1910年)、日本山岳会の創立メンバーらがこの場所を通り、主要メンバーである小島烏水がそのときのことを記録した著書『日本アルプス』第二巻において鷲羽岳、三俣蓮華岳の扱いを現在の山名と同じくしているのです(前掲書「日本アルプス縦断記」)。そして、これらを背景にして先の抗議文は書かれているようです。現在の三俣蓮華岳を「蓮華岳」としたのは当時小島烏水ら日本山岳会の初期北アルプスのパイオニアたちが信州側の猟師を案内人に立てたからで、彼らが呼んだ山の俗称を全面的に信用してしまったことからきているようなのです。
こうして、江戸時代当時にあってはわが国有数の山岳パトロール隊であった加賀藩黒部奥山廻りが数百年に亘って積み重ねてきた由緒ある山名は、明治時代の一部の新進登山家たちによって信濃側のちょっとした俗称へと塗り替えられてしまったのです。

※本文中の山名変遷についての記述は、谷有二氏の『山名の不思議』(平凡社ライブラリー)を参考にさせていただきました。



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裏銀座の山並み その1-烏帽子岳~水晶岳

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕岳山頂より裏銀座の山々を望む(長野県)
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燕岳山頂(2,763メートル)から西の方角に目を遣ると、烏帽子岳を起点とし槍ヶ岳まで延々と続く長大な縦走路、裏銀座の山々が連なるさまを目の当たりにすることができます。その眺めは本当に圧巻のひと言でした。長野(信濃)と富山(越中)との県境(国境)にもなっている(三俣蓮華岳から先は、長野と岐阜との県境)北アルプスの最深部に連なるこれらの山々を見ていたら、「あの稜線伝いに歩くことができたら気持ちいいだろうになあ!」と、ただただそればかり考えてしまいました(笑)

本日の写真で右端に写っている山が、山頂に花崗岩のオベリスクを戴く烏帽子岳(2,628メートル)。その左(南)の烏帽子小屋のある鞍部のあたりに手前の高瀬ダムより稜線へ出るためのブナ立尾根の急な登りがついているはずで、そこは北アルプスでももっともキツイ急登としてしられるところです。
さらに稜線を辿ると、三ツ岳の北峰、本峰、西峰の三つの峰が続きます。
その先の白っぽい山が、麓の野口集落から眺めると石がゴーロ、ゴーロと転がっているように見えたということから名付けられたという野口五郎岳(2,924メートル)。というよりはむしろ、同名の歌手がこの山名から芸名を採ったということでお馴染の山ですね(笑)
真砂岳(2,862メートル)を過ぎると一気に高度を下げながら西の方角(写真奥の方)へと進路を変えます。
東沢乗越からふたたび急で痩せた岩場を登っていきます。登りきった先が見た目赤茶けて見えるその名も赤岳。収容人数20~25名程度の小さな山小屋、水晶小屋の建つところです。
赤岳から裏銀座縦走路を逸れて読売新道へと続く北西へと進路をとると(写真では右へ戻ったようにも見えますが...)、赤岳とは対照的な黒っぽい双耳峰が見えます。百名山にも選定されている水晶岳(別名、黒岳/2,986メートル)。あるガイドブックによれば、日本百名山中でもっとも遠い山とされているところです。



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花崗岩のオブジェ、白い砂礫、緑のハイマツ

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕岳山頂付近 左手前は眼鏡岩(長野県)
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燕岳の山頂付近は、花崗岩のオブジェとクリーム色味を帯びた白い砂礫、そして濃い緑色のハイマツに覆われた独特な風景が広がります。まるで外国の山中にでもいるかのような錯覚にとらわれてしまうほどに国内ではあまり目にすることのないような光景です。北アルプス広しといえども、こんな景色とはそうそう出会えるものではないのではという気がします。
特に燕岳特有の奇怪な形をした花崗岩オブジェの数々が天をさして聳えるさまには、悠久のときが創り出した造形の妙にただただ驚嘆させられるばかりです。そうして自然という偉大な創造主のつくりだした壮麗なるアート、それらを眺めながら登山者の多くが一歩一歩山頂に向けて歩を進めるのです。
また、花崗岩の合間を埋める白い砂礫の斜面は、そこに点在するコマクサの花の美しさを引き立てます。前回の掲載写真のように、白い砂礫と淡いピンク色のコマクサの花とは大変相性がよく感じられました。もちろんコマクサだけではありません、ハイマツの緑とこの白い砂礫の斜面とのコントラストもまた大変美しく、それにとても明るいものに感じられ、この取り合わせが燕岳のエレガントな魅力を増しているようにも思えてきます。

こんな素晴らしい風景を目にしながら、やがて標高2,763メートルの燕岳山頂へと辿り着いたのでした。



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コマクサ

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕岳山頂付近(長野県)
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高山植物の女王、コマクサ
ピンク色の可憐な花の形が馬の頭のように見えることから「駒草」と名付けられたのだそうです。
コマクサは大変弱い植物で、ほかの高山植物と一緒に群がって生えると土の中の水分や養分を摂ることができず生存競争に負けてしまうのだそう。だからこそ決してほかの植物が根づかないような砂礫地や岩場などの厳しい環境を選んで生育するように進化したのだそうです。
コマクサはこう見えてもケシの仲間で、その薬効からかつては乱獲されてその数も激減してしまったそうです。コマクサは花を咲かせるようになるまでには5年ほど、ちょっとした大きさの株に成長するまでには実に15年とか20年とかいったとても長い時間がかかるのだそうです。それでも、この付近の山小屋のスタッフをはじめとする方々の尽力もあって、燕岳周辺の砂礫地には時季を迎えるとたくさんのコマクサが花開くようになるまでに至りました。

実は、燕山荘の周りにもたくさんのコマクサが咲いていたのですが、今年は7月初めから開花しはじめたようで、残念ながら私が訪れたお盆前には花も先の方から茶色くなってきてしまっているものが多く、株全体に綺麗な花をつけているといったものはあまり見ることができませんでした。
本日の写真のコマクサは燕岳山頂直下にある通称眼鏡岩と呼ばれている奇岩の少し上で、斜面につけられた登山道のすぐ脇に咲いていたものです。この時季にしては珍しくどれも綺麗な色の花をつけていました。登山道からちょうど1メートルくらいの高さに咲いていたので、それほど無理をせずともこんな写真を撮ることができました。



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燕岳

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕山荘前より燕岳を望む(長野県)
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燕岳(つばくろだけ)。
北アルプス表銀座縦走路の出発点とされる燕岳は、いくつもの花崗岩のオブジェと白い砂礫、緑濃いハイマツとを身に纏い、まさに「優美な」ということばが相応しいと感じられるような、いかにもアルペン的な雰囲気漂う山です。
中房温泉からの登山道はとてもよく整備されています。合戦尾根の登りは北アルプス三大急登のひとつに数えられ、それが稜線に出るまでずっと続くのではありますが、途中、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチ、合戦小屋といった休憩ポイントが適当な間隔で設置されているので初心者でも登るペースをつかみやすく、北アルプス入門編としては最適な山ではないかと思います。

1日目は燕山荘に着いてしばらくすると、燕岳の方角はしだいに厚いガスに隠されて眺望がきかなくなってしまいました。
ところが、翌朝は素晴らしい快晴で空気も澄み渡り最高の眺めを楽しむことができました。裏銀座やその先の後立山連峰まで続く稜線、さらにその奥の立山・剱連峰などを見渡せ、北アルプスの名だたる峰々を一望できるとても贅沢な景色でした。

しばし燕山荘前からの眺望を楽しんだあと、我々はいよいよ燕岳に向けて出発したのでした。



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きっかけ

撮影日:2008/08/10
撮影地:燕山荘付近より表銀座縦走路の向こうに槍ヶ岳を望む(長野県)
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きっかけは1枚の写真でした。

実家の父がある山岳写真家の作品をいたく気に入ったというのが始まりでした。その写真は北アルプス表銀座越しに槍ヶ岳を遠望したもので、大天井岳(おてんしょうだけ)、槍ヶ岳、穂高連峰など世に名だたる峰々が収まった山好きならずとも心動かされるものでした。
調べてみるとどうやらその写真は燕山荘付近から撮影したものらしいとのこと。ガイドブックなどを読んでみた感じでは、燕山荘泊で燕岳(つばくろだけ)までの山行というのはそれほどキツイものではなさそうでした。また、燕岳は花崗岩のオブジェが有名ですし、それにコマクサの群落でもよくしられています。以前から一度は訪れてみたいと思っていた山でした。
そこで、20代後半に本格的な登山をしたきり山歩きからは遠ざかっていたという父を連れて、この燕岳登山をすることとなったのでした。

本日の写真は、父が心動かされた写真に結構近い構図のもの。こんな風景が自らの目で眺められるのだとしたら、あなたもやはり山に登ってみようなどという気にはならないでしょうか?



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