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摩周湖とカムイシュ

撮影日:2005/08/09
撮影地:裏摩周展望台より摩周湖(北海道)
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摩周湖は、およそ7,000年前の巨大噴火によって造られた窪地に水がたまったカルデラ湖で、アイヌ語ではカムイトー(神の湖)と呼ばれます。その幻想的で、時として周囲を厚い霧に覆われて人目から隠されてしまうところなどは、まさしく「神の湖」の名に相応しいのではないかと思います。
この摩周湖、元々は皇室の土地として管理されていたそうで、その後国に移管されましたが、流入する河川も流出する河川もないために国土交通省の認める湖としてはいまだに登記されてはおらず、法律上では“単なる水たまり”ということになっています。

湖面に浮かぶ小さな島はカムイシュ島。アイヌ語で「神となった老婆」という意味をもち、その由来となった伝説が残っています。
実はこの島は、水面下120mの湖底から聳える火山の頂上だけが水面から30メートルほど顔を覗かせているだけなのです。

島を挟んでちょうど反対側が第一摩周展望台のある辺りです。
湖の向こう側にはかなり雲がかかっていました。第一摩周展望台はともかくとして、標高の高い第三摩周展望台からでは湖面を見るのもあるいは難しかったかもしれません。

カムイシュの伝説
昔、稚内のコタンの強い酋長がだまし討ちにあい殺されてしまいました。酋長の母は孫を抱き、闇にまぎれて逃げました。しかし、老婆は山野を逃げまどううちに命より大切な孫を見失ってしまいました。愛する孫をいく日も探し続けて摩周湖のほとりまで来た老婆は、カムイヌプリ(摩周岳)に一夜の宿をお願いしたところ、快く引き受けてくれました。老婆はそのまま悲しみと疲労で動けず、摩周湖カムイシュ島になってしまいました。今でもこの島に人が行くと、孫が来たのかとうれし涙の雨や雪を降らせるということです。



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