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田安門と桜

撮影日:2006/04/01
撮影地:田安二の門、渡櫓門(東京都千代田区)
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江戸址に現存するものの中では最も古い門である田安門。慶長12年(1607年)には既に存在しており、現在の門は寛永13年(1636年)に再建されたものなのだそうです。
もっとも、いまではそんなことよりは「日本武道館へ行くときに通る門」というイメージの方が強いのかもしれませんね(笑)

それにしても、日本の郭建築ととは本当に相性がいいですね。昔からそうだったのだろうかと思いきや実は然にあらずで、石垣の上や堀に沿う土塁などの周辺に植えられていたのはではなく松なのです。
これが明治以降になると全国の址に“招魂社”や“招魂碑”が建てられ戦没者の英霊が祀られるようになるに及んで、靖国神社とこれに隣接する江戸北の丸千鳥ヶ淵のに倣って、全国の址においても、就中「満開の」と「散る」とが立派なソメイヨシノが植えられるようになったのだそうです。
かつては、明治政府が推し進める“軍国主義高揚”という目的にもってこいであった「城の桜」も、いまではすっかり日本人ならではの美意識に基づく春の日の麗らかで平和な一風景として、毎年我々の目を楽しませてくれるまでになっているのです。



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